hiro.Hasegawaの気紛れブログ


by hirop

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神と野獣の日

とあるスーパーのレジ係の話。



セルフレジ(係員を通さず客が自分で精算できるレジ)で、子供が缶コーラを投げ落とした。その缶を拾った母親はレジから売り場へ駆け足。新しい缶を持ってきてレジを通した。



翌日、有人レジでパックに入れた5個のコロッケとは別に、1個だけ別のポリ袋に入ったコロッケが…。係が「これも同じコロッケですよね?」と尋ねると、そのご婦人は「売り場から落としちゃったから…」と応えた。



1個何十円程度のことなんだけれど、この話を聞いて松本清張先生の書いた唯一のSF小説と言われる「神と野獣の日」を思い浮かべてしまった。



人は究極の状況に出会ったとき、神となるか野獣となるか?



最愛の人を失って涙を流すことくらい、鬼にだってできる。



鬼の本当の悲しさは、自身が鬼であることを否定できないジレンマだ。



ましてや我ら卑しきヒトは、自身の内なる鬼にさえ気付いていない。



…と、コーラとコロッケから、なんだか抽象的な話になってしまったのであるよ(笑)



清張先生、重厚な作品とケチくさい話を比べてしまって申し訳ありませんm(__)m


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by horonekop | 2010-02-19 02:13 | くらし