hiro.Hasegawaの気紛れブログ


by hirop

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映画「図書館戦争」を観た。



超ひらパー兄さん・岡田准一と榮倉奈々主演、という以外に詳しい情報を得ないまま鑑賞。


原作は「阪急電車」でおなじみの有川浩…だけど、これも読んでいない。






不良図書を取り締まる良化隊と、図書館の自由を守る図書隊との戦いに、高校生の時に助けられた図書隊の『王子様』を探して入隊した女の子(榮倉)の話が絡む。






「本を取り締まる」というプロットから、必然的に思い浮かべるのが、レイ・ブラッドベリの小説「華氏451度」だ。フランソワ・トリュフォーが映画化したのは1966年(邦題は『華氏451』)。トリュフォー監督初のカラー作品であり、唯一の英語の映画である。もう50年近くも昔なのに、壁に巨大な平面のテレビが掛けられているなど、原作も映画も未来の描写がすごい。






で、「図書館戦争」だけれど、始まるやいなや、「華氏451」へのオマージュと思われるシーンが随所に登場する。


本を火炎放射器で焼き払うシーン、良化隊のコスチューム、榮倉奈々が本を後ろに回して隠すシーンなどなど。






「華氏451」は書物が禁じられた未来社会で、本を焼き払う焚書官のモンターグが主人公。通勤途中で知り合った女性クラリス(原作では少女だが、映画では大人の女性)から本の魅力を教えられ、ついに法を犯して…というお話。


「図書館戦争」とテーマはやや異なるが、書物を悪とする権力の横暴に抗う、という構図は共通している。






「図書館戦争」のラスト、図書館の巨大な書架の前を本好きな人々が行き交うシーンが描かれるのだが、これはもう映画版「華氏451」の感動的なラストシーンに対する見事なオマージュとなっている。




「図書館戦争」を観たら、是非是非「華氏451」も観てほしい(DVDが出てまする)。特に本好きな人には、原作もオススメである。




※ちなみに、写真は映画と関係なし^^;)ゞ

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by horonekop | 2013-05-09 12:15 | 映画